AdobeFlashとデジタルサイネージ
お問い合わせ内容を伺うと、
AdobeFlashとデジタルサイネージの関係について、誤解があるようです。
タッチパネル型のデジタルサイネージでは、
今でもAdobeFlashのアニメーションが使われています。
フラッシュが時代遅れである、という指摘はその通りですが、
デジタルサイネージ分野には必ずしも当てはまりません。
デジタルサイネージにおけるフラシュアニメーションは、
その表示機材(内蔵PC)で正常に動作する限り仕事に差し支えなく、
セキュリティ分野でのサポートが続く限り、今後も普通に使えます。
また、ネットに接続しないスタンドアロンコンテンツでは、
セキュリティの心配をする必要もありません。
Adobe Flashが厄介者扱いされている主な理由は、
・インターネット上の様々なブラウザに対応しきれない。
・セキュリティ問題でイタチごっこが続いている。
の2点です。
少なくとも、前者の互換性に関しては、
単一の環境で再生するデジタルサイネージと関係がありません。
Flashの利点は、2000年台の盛期を経て作り手が多く居ることです。
当時WEBサイト用のフラッシュアニメ制作で稼いでいたデザイナーは、
現在デジタルサイネージの市場でその腕を振るっています。
時代はHTML5である、というご指摘は仰る通りでして、
近いうちFlashの役目はHTML5が全て賄うことになります。
しかし、特定の環境で動作するデジタルサイネージで対応を急ぐ必要はありません。
むしろ、枯れた技術の方がコンテンツとして完成度を期待できます。
結局のところ、コンテンツ制作は職人仕事だからです。
下記のサイトで、現行ブラウザのHTML5への対応状況が分かります。
http://fmbip.com/litmus/
2014年1月現在、最新ブラウザのHTML対応率は100%ではありません。
また、ネット上では常に古いブラウザが残って仕様の更新を遅らせています。
今後も徐々にHTML5は浸透して行きます。
インタラクティブなデジタルサイネージコンテンツを安く作ろうと思えば、
HTMLか、Flashでの対応が現実的です。
どちらにしても、こなす仕事は同じようなものですから、
単純にコストや納期で計算して、有利な方をお選びになると宜しいでしょう。
弊社取り扱いの液晶看板 アイキャッチX では、
55型のタッチパネル型液晶看板を取り扱っています。
ネットワーク対応でインタラクティブなデジタルサイネージが実現できます。
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