デジタルサイネージが故障したらどうするか? 

デジタルサイネージが故障したらどうしたらいいの?

デジタルサイネージが故障したとき、ユーザーが効率的に対処できる手順を紹介します。
断線した電源ケーブル

弊社扱いのデジタルサイネージのトラブル例。カバーを外すとケーブルの接合部(溶接部)が断線していました。このような物証が出るとユーザーの言い分は殆ど通らず、メーカーの対応は「ユーザー責任の事故」となります。保険に加入していても場合によってはユーザー負担がありますので、機材は丁寧に扱うのがお勧めです。


 
(1)相談せずに自分で解決を試みないこと!
保険・保障の有無で、デジタルサイネージの修理費用は大きく変わります。保険や保障を失いたくなければ、リモコンの操作や再起動、電源の抜き差しなど、「通常の操作」以外で動作検証しないようにしましょう。ユーザーが勝手に内部を触った結果、感電など思わぬ事故に繋がるケースがありますし、修理工場で故障原因を調べるのが難しくなり、過失割合が変化する可能性もあります。
 
 
(2)故障の症状をメモする
電源を入れても反応しないのか、途中までは動作するのか、動画が乱れているのか……。通常の操作を通じて、どこでトラブルになっているのかをご確認ください。また、メーカーや販売店に説明できるよう、メモにまとめるとスムーズです。
 
 
(3)保証書を確認する
概ね、購入から1年間はメーカー保障が効きます。また、リースや割賦での購入では、動産保険が付属している場合がほとんどです。特に確認するのは購入年月日ですので、それらの書類を用意しておきましょう。
 
 
(4)販売店に連絡する
中古を除くデジタルサイネージは殆どの場合、サポートが付属しています。マトモな販売店であれば、購入したお客様情報を保管していますから、会社名と担当者名を名乗れば過去の履歴を探して対応してくれます。
 
 
(5)現場での回復を検討する
電源ケーブルの取り替えなど、簡単な現場の処置で回復する場合があります。まずは現場での回復を試みましょう。また、販売店やメーカーのアドバイスに従って操作することで、機能が回復する場合も多いです。
 
 
<メモ なぜ現場での回復を優先するの?>
工場で修理するのも、修理担当が訪問するのも、修理工場に送るのも、人件費や送料の実費が発生します。これは、保険会社・メーカー・販売店・ユーザーの4者のうち、いずれかが負担しなければなりません。仮に、故障原因がユーザーの扱いにあった場合は、修理に掛かる費用はユーザーに請求される場合があります(動産保険に加入していても、全額補償されるとは限りません)。現場で対処すれば、無償~数千円の部品交換で済んでいたのに、修理工場に送ったことで、ユーザーに数万円の負担が発生する可能性があります。
 
 
(6)修理担当訪問orメーカー工場に送付
現場での回復が難しい場合は修理対応となります。この時、費用負担について担当者に予め確認しておきましょう(言質を取る、とも言います)。販売店でもメーカーでも、担当者の名前と連絡先をメモして責任を捕捉するのがポイントです。
 
 
<メモ 物証には勝てない>
・電源ケーブルを踏んで断線 ・過電圧でショート ・移動時の衝撃で内部が破損 等々
これらの故障はメーカーが内部を開ければ物的証拠が出てきます。ユーザーとしては、メーカーの説明に納得出来ない状況も多々ありますが、メーカーはそのような事例を大量に扱っているので、物証が出てきた時点で反論は通用しないとお考えください。天災による故障も同じく、メーカーの責任ではないので、ユーザーに修理負担が発生します。これをフォローするのが「動産保険」です。しかし、保険の適用範囲によっては、ユーザーに金銭負担が発生します。ユーザーは「保険があるから乱暴に扱っても大丈夫」と油断するべきではありません。機材は丁寧に扱いましょう。
 
 
(7)その後は……
補償や支払い等の事務処理があります(金銭負担が発生する場合は、入金が先行する場合もあります)。デジタルサイネージの取り扱い事業者がこのようなことを書くのは差し出がましいですが、なるべくメーカーや販売者との協調姿勢で、トラブル解決を目指すことをお勧めします。穏やかにトラブルが収まった場合、マトモな販売店であればユーザーの対応に感謝します。

 

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