デジタルサイネージの車道向け文字サイズ 

液晶看板を車道向けに使う場合の文字サイズ

 
看板の文字サイズと通行者の距離は
『文字の縦の大きさ(cm)×250=判読距離(cm)』で求められますが、
(関連記事  http://www.digitalsignage-kure.jp/text/pg235.html
車道向けに表示する場合、文字サイズはさらに大きくなります。
 
車道向け文字の大きさ

出典 国土交通省HP  http://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/annai/hqa04.htm
 
概ね20~30cmを目安にすると、
自動車で認識できる文字サイズになるのが分かります。
これを、42型モニターに適用すると、次のような体裁になります。
 
車道向け文字サイズ目安

 
これくらいの文字サイズであれば、自動車に情報を伝えやすくなります。
但し、車道沿いの日中では輝度不足が懸念されますので、
高輝度タイプアイキャッチXの導入もご検討ください。
 
文字情報のみであれば、電光掲示板の方がより明るく、情報を伝えやすいです。
液晶看板は写真や動画等の豊かな情報量が特徴ですから、
コンテンツの内容を工夫したいところです。
 
 
■追記
手書きのPOP等を車道向けに作る場合は、
上の画像にあるように、「A4用紙」を一文字の単位にすると良い塩梅です。
 
A4用紙のサイズは縦294mm・横210mmですから、
おおむね縦30cm&横20cmのマス目として使えます。
これを縦に使って天地一杯に文字を書けば、車道向けの大文字。
横に使って天地一杯に文字を書けば、小文字の扱いになります。
 
以上大雑把な目安ではありますが、覚えておくと現場で使えます。
 
 
■追記2
これは車道向きではありませんが、42型モニターを使った場合の
文字サイズと判読距離の図を作成しましたので、掲載します。
※視力には個人差がありますので、下記の図は目安としてお考えください。
※こちらの参照記事もご覧ください。
 
文字サイズと判読距離の図

 
モニターの縦横問わず、『白地+黒文字+太ゴシック』の場合は
この程度の文字サイズが最低ラインということです。
当然、淡い色使いの文字はさらに一回り大きくしないと、読みづらくなります。
 
看板は文字が読めなければ致命的ですから、
格好良さ美しさ以上に、判読性が大事な要素となります。
動画の採否を考える時には、ご注意ください。

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