YouTubeから商業利用可能な無料音楽をダウンロードする 

YouTubeから
商業利用可能な無料音楽をダウンロードする

公式ブログ

 
YouTubeが「商業利用可能」な無料音楽ライブラリを提供しています。
つまり、自社の宣伝動画にタダで使えるBGMです。
楽曲の品質は高く、映画のようにドラマチックな楽曲や、クラシックもあります。
太っ腹なYouTubeとクリエーターの方々に只々感謝ですが、
当記事ではYouTubeに掲載されている公式の発表を読み解いて、
使用者(特に動画制作業者)の安心に繋げたいと思います。
 
楽曲のダウンロードURL(要Googleアカウント)
https://www.youtube.com/audiolibrary
 
関連のYouTubeヘルプ
https://support.google.com/youtube/answer/4523596
 
YouTube公式ブログのリリース
http://youtubecreatorjp.blogspot.jp/2013/09/youtube_30.html
 
※以下の解説はマンガードの見解です。
 

■公式ブログより

すべての YouTube クリエイターが 150 曲を超える著作権使用料無料の音楽トラックにアクセスし、YouTube 動画に限らずどのような制作目的にも無料で永続的に利用できるようになります。収益化も可能です。

<解説>
「YouTube動画に限らずどのような制作目的にも」という箇所が太っ腹です。弊社の扱うようなデジタルサイネージコンテンツにも使える、と解釈できます。
 


■公式ヘルプより


YouTube オーディオ ライブラリには無料でご利用いただける音楽トラックが集められており、YouTube クリエイターはこの音楽をダウンロードして動画の BGM として利用することができます。これらのトラックは 320 kbps の高音質で、著作権使用料無料です。動画に使用しても、申し立てを受けることはありません。

<解説>
YouTubeと楽曲のクリエーターは著作権を放棄していません。しかし、その利用料は「無料」です。提供されている楽曲を動画に使っても「著作権に違反しているから金を払え」と訴えられることはありません。
公式ブログと同じく「YouTubeクリエーターは」という主語が入っています。YouTubeクリエーターの定義がやや曖昧ですが、当記事ではYouTubeのアカウント(Googleアカウント)を持ち、オリジナルの動画を制作してアップロードするユーザー、と解釈します。
公式ブログには「YouTube 動画に限らずどのような制作目的にも」という表現がありますから、明確な縛りでは無いとも解釈できますが、気になる場合は制作した動画をYouTubeにアップすると良いでしょう。
広告宣伝を目的にした動画の場合、YouTubeに動画をアップしない理由は見当たらず、YouTubeに投稿することでサイトへの誘導や知名度アップ等のメリットがあります。また、アップロードした動画は「公開・限定公開・非公開」の設定ができますから、例えばクライアントとの関係で公開できない動画も、アップロード可能です。
 


■その他の利用規約より

音楽ライブラリ(ライブラリ内の音楽ファイルも含む)の使用は、YouTube 利用規約に従う必要があります。 このライブラリの音楽は、ユーザーが作成した動画および他のコンテンツの中で作成者本人が使用することのみを目的としています。 YouTube で収益化する動画の中で、このライブラリの音楽ファイルを使用できます。


<解説>
YouTubeの利用規約には、オーディオライブラリそのものの言及はありません。利用規約はユーザーがYouTubeを利用する条件を示したもので、まっとうなYouTubeユーザーでなければ、オーディオライブラリは使用できませんよ、ということです。尚、YouTubeの規約と商業利用ついては、こちらのページでも解説しています。
楽曲はダウンロードした本人が制作に使うことになっています。動画の制作者がYouTubeアカウントを持ち、正規な手段で楽曲をダウンロードしましょう。
 


■その他の利用規約より

このライブラリから音楽をダウンロードすることにより、ユーザーは次の行為を行わないことに同意したことになります:
このライブラリのミュージック ファイルを、これらのミュージック ファイルを取り込んだ動画および他のコンテンツと切り離して使用、配信、実行すること(ただし、単体での配信は対象外です)。
このライブラリの音楽ファイルを違法な方法で使用すること、または違法なコンテンツに関連して使用すること。


<解説>
楽曲は動画と切り離して使ってはいけない、と規定されていますが、( )内の但し書きでは単体の配信を対象外、つまり禁止でないと書いています。疑問はありますが、動画のBGMとして使う限り問題はありません。
違法について事例を上げるとキリがありませんが、例えば、録画したテレビアニメで著作権無視のPVを作り、このBGMにオーディオライブラリの楽曲を使うのは、当然アウトです。
 

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