デジタルサイネージの歴史について 

デジタルサイネージの歴史について

デジタルサイネージの歴史は、20世紀のラジオ・テレビの登場に遡ります。テレビを街頭に設置すれば番組とCMがそのままデジタルサイネージコンテンツとなったのです。日本においては1953年、NHKに続き日本テレビがテレビ放送を開始。日本テレビは開局当初よりコマーシャルを収入源としていましたので、これが日本におけるデジタルサイネージの始まりと言ってよいでしょう。
 
街頭テレビ

1950年台の街頭テレビ(レプリカ)

今に近い形でデジタルサイネージの利用が始まったのは1970年台後半からと言われています。初期は米国ニューヨーク等のファッションハウスでファッションショーをビデオに録画し、小売店に設置した大型テレビで再生していました。
 
1993年、現在のLEDにディスプレイの基礎となる青色LEDが発明され、LEDによるフルカラーデジタルサイネージの道が開かれました。
 
1990年台の後半になると、DVDプレーヤーや液晶ディスプレイが民生市場に登場し、より今に近い形でデジタルサイネージが利用されるようになりました。この時期に登場したデジタルサイネージのスタイルは2016年現在も現役です。
 
2000年頃には国内で無線LAN(民生品)の普及が始まり、ネットワーク型デジタルサイネージの下地となりました。
 
2002年にはJR東日本が電車内に液晶ディスプレイを導入してトレインチャンネルというデジタルサイネージサービスを始めました。暇を持て余し気味な電車内で映像コンテンツと広告の相性は良く、登場後右肩上がりで売上を伸ばしています。
 
2006年には日本で本格的に地上デジタル放送が開始され、その前後で急激に家庭用テレビのデジタル化が進みます。この時期に登場した薄型のハイビジョンディスプレイは、文字の表示に十分な解像度があり、従来の紙の広告物に変わって広告を担えるようになりました。
 
2008年の北京オリンピックでプロジェクションマッピングが大々的に使われ、海外で話題になりました。国内でプロジェクションマッピングが有名になったのは2010年頃と言われています。
 
2008年、日本サムスンが屋内向けの液晶デジタルサイネージの草分けとなる「ハルヱとケイジ」をリリースします。これにより、国内の様々な店舗にデジタルサイネージが普及を始めました。当時は「デジタルサイネージ」という呼び方は一般的でなく、液晶ポスター、電子ポスターと呼ばれていました。
 
2009年には、屋外用スタンドタイプのデジタルサイネージが日本に登場しました。それまで屋外で使えるデジタルサイネージは特注品として非常に高価でしたが、メーカー製造品としてより多くの店舗で扱えるようになりました。
 
2012年、大日本印刷がデジタルサイネージを活用して衣類をディスプレー上で着替えるできるシステムを開発しました。この頃からデジタルサイネージと拡張現実(AR)のコラボが日本で本格化します。
   
2016年現在、デジタルサイネージの最先端は拡張現実(AR)との融合がさらに進んでいます。しかし一方で、デジタルサイネージという名称すら認知が広がっていない地域もあります。シンプルに動画を再生するものから、ARを使った高度なものまで、技術の裾野を広げながらデジタルサイネージは普及を続けています。

 

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