デジタルサイネージで飲食店のメニューを見せる効果は? 

デジタルサイネージで飲食店のメニューを見せる効果は?

近年では飲食店でもデジタルサイネージを導入しているお店が増えてきました。紙のポップ(POP)は印刷コストが掛かりますが、デジタルサイネージの場合は情報を差し替えればよいので無駄が出ません。最初に制作手順を整える必要はありますが、広告を自作する店舗ではデジタルサイネージの導入により広告・告知を効率化できるようになります。
 
飲食店とデジタルサイネージ

■小型のデジタルサイネージ(電子POP)は飲食店向き

電子POPはホームセンターやスーパーマーケットの棚でお馴染みですが、飲食店にも適しています。卓上の限られたスペースに電子POPを設置することで、通常設置するメニューの情報を動画で補足できるほか、タッチ型では注文の受付も可能です。タッチ型デジタルサイネージの事例としては回転寿司が挙げられます。
飲食店に電子POPを設置する場合は、推したいメニューやサービスの絞り込みが重要です。お客様の習慣として、着席後メニューを開きますから、アップセルを狙ったコンテンツであればメニューとの補完関係になります。卓上では基本無音声のコンテンツとなりますから、テロップ等で適切に情報を補足するのも大事です。
回転寿司のカウンター

近年は回転寿司のカウンターでお馴染みです(写真は回転寿司のイメージ)。


 

■電子POPは「湯気・シズル感」を表現できる

シズル感による食欲の刺激は電子POP(デジタルサイネージ)の得意分野です。本格的な動画撮影ではかなりの手間が掛かりますが、既存のメニュー写真に合成で湯気を加えることもできます。次の動画は飲食の写真に動画編集ソフトで湯気を加えた例です。飲食店舗のデジタルサイネージで使えるテクニックです。

 
 


■デジタルサイネージ=電子POP

特に小型のデジタルサイネージを指して「電子POP」という呼び方が定着しています。看板は大掛かりな設備で更新をためらうイメージがありますが、電子POPは紙のPOPと同様に頻繁な更新を連想します。この電子POPとしての活用が、デジタルサイネージの本領発揮と言えます。
 
 
小型デジタルサイネージ 電子POP

小型電子POPは弊社でも販売しています。


 
おさらいまでに、デジタルサイネージ(電子看板)が通常の看板と異なる点は次の通りです。
1、内容を容易に更新できる
2、動画を再生できる
3、ネットワーク・タイマー・センサーによるリアルタイムな変化
4、発光による表示のため、暗い場所で目立ち、明るい場所で見えにくい
 
シンプルなタイプの電子POPでは、「データをパソコンで作成→USBメモリに入れる→電子POPに差し込む→更新完了」という更新手順となります。この場合、電子POP内部にはストレージとしてSDカードを予め挿入しており、USBメモリの挿入でSDカードのデータを書き換える仕組みです。USBメモリを直接挿しての運用もできますが、本体サイズに対してUSBメモリが目立つため、SDカードが使われることが殆どです。

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